Dec 21, 2010

師走のイスラエルでは、、、

気がついたら、2010年もあと一週間ちょっと。私は日々の生活に追われ、というよりもイスラエルではこの時期、年末と感じる人が少ないので何も変わらず日常が過ぎて行きます。たまたま日本大使館に用があり、年末年始の休みについて連絡があって思い出した次第です。 今月からクフィールは半日保育園にいくことになりました。2月から仕事を再開する予定なのでちょっと早いのですが、新しい環境に慣れるまで時間がかかるかなと思い今月から通いだしました。まだ小さいので人見知りなどの問題はありませんでしたが、やはり最初の2週間は母乳から粉ミルクに切り替わったりでちょっと下痢気味でしたが、今週からだいぶ落ち着き、離乳食もすこしづつはじめました。(本当は母親の方が子どもから離れるのが辛いようです)恵伝が保育園に行きだした時(3が月)は、回りの子ども達の動きを見て自分も動ける様に家でも一生懸命ばたばたやってましたが、クフィールはあまり変わりません。家でもときどき寝返りする程度であまり積極的に動かないので他の赤ちゃんたちに会っても、あまり効果がないなと思っていたところ、昨日迎えに行った時、隣で他の赤ちゃんが座っているのを横目でちろちろ見て気になっているようでした。そこにまた別の赤ちゃんがハイハイしてやって来たら、ちょっとばたばたしてアピールしていました。やはり子ども同士の方が刺激になるようです。また最近恵伝とクフィールの関係も良くなって来ました。昨晩もベットに寝かしていたら、恵伝がやって来て、歌ったり話していたりしたらクフィールは声を出して笑っていました。傍目にはクフィールの近くで恵伝は跳ねたりするので、ハラハラしているのですが、彼らはそんなの関係なくうれしそうようです。 クフィールが家にやって来て5が月になり、私たちの生活も家族4人に慣れて来ました。

Dec 5, 2010

山火事

今、イスラエルはハヌカのお祭りの真っ最中.この祭りは8日間ろうそくを一本ずつ増やしながら、神さまの奇跡を祝う祭りです.でも皮肉な事に先週の木曜日からハイファ近くのカルメル山で火事が起こり、41名の死者を出すイスラエル建国以来の大惨事となりました.出火元はまだはっきりしませんが、放火/失火いろいろ言われています.また各国かもら消化用の飛行機や消防士が駆けつけています.地形が入り組んでいるため、主な活動は海の水を運んで空から消火作業です.最初に来たのはギリシャ、トルコやヨルダンなどからも来ました.火が起ってからすでに3日間たち、キブツが一つ全滅、その他にもたくさんの人がやけだされたり、非難しています.カルメル山は、「神の農場」という意味で自然が美しく、こちらでは「リトル スイス」と呼ぶほど森や谷がまじわる風光明媚な自然保護地区でした.テレビ、ラジオも安息日にも関わらず終日生中継をして現場の状況を追っています.死者は、地域にある刑務所の受刑者を救出する為に駆けつけた看護官を運んで来たバスとボランティアの16歳の少年でした.また人々の間では、この火災がイスラエルのイメージ(火事に弱いのでは)対する悪影響を懸念する声も聞こえて来ました.それから便乗して放火している人もいるようです.今年は例年にないくらい,気温が高く(12月に入っても25度を超える気温)雨期なのに雨は1回きりで乾燥しまくっている状態での山火事でした.