Sep 7, 2009

South Padre Island

アメリカの大学は8月末に新年が始まります。そのため借りていたアパートの住人が戻ってくるため,私達は8月21日にイサカを後にしました。ただイスラエルはまだお休みなので(特に大学はユダヤ新年が終わった後10月から始まります),せっかくアメリカに来たのだからとニシムの従兄弟がいるテキサスの南端,メキシコ湾に面したサウスパドレ島に行きました。同じ国内とは言ってもイサカから飛行機で約5時間,ニューヨーク,ヒューストンと2回乗り換えをして,ブラウンズビル国際空港に着きました。国際空港と言っても小さな空港で,国外線とはメキシコです。ここはすぐそこにメキシコとの国境があるのです。だから町を歩いている人たちもメキシコ系が多く,気候もトロピカルです。そしてメキシコ湾の沿岸に沿ってできた砂丘の島がSouth Padre Islandなのです。でもこの島は実はリゾート地として周辺では有名で春から夏にかけて多くの人たちが押し寄せる所です。こんな所になぜイスラエルの人がいるのだろうと思う方もいるでしょうが,ここはイスラエル人のサクセスストーリーの現場なのです。実はこの島が注目されだしたのは20年ほど前。それまで,飲酒に年齢制限のないメキシコで夏休みを謳歌していた学生たちが,だんだんメキシコで犯罪に巻き込まれるのを恐れ,国境を渡らず手前のこの島に注目したのが発展の始まりでした。最初にやって来たイスラエル人たちはまだ未開のビジネスチャンスのあるこの町で,観光客相手の土産物屋を初めて,徐々に成功していったのです。私達が滞在したのはそんな成功者の一人,従兄弟の遠縁に当たる人が持っているコンドミデアムした。そのコンドミニアムはジャグジー付きプールがあり,私達は毎朝おきると,プールでひと遊びしました。そして日中は暑いので昼食後,昼寝をして夕方従兄弟たちと海に行きました。海は遠浅で波も適度な強さで,恵伝は楽しそうに波を追っかけたり,砂で遊びました。また従兄弟の娘,ナタリーは丁度2歳で2人はすぐに打ち解けて遊んでいました。また近くには馬の牧場があり馬で海岸線を走る事もできます。ニューヨークでポニーに乗ってすっかり気に入った恵伝はここでも乗馬を経験しました。今回は本当の馬です。しかもニシムが綱を持って馬を引きます。馬にえさをあげたりしながら,恵伝は乗馬を楽しんでいました。
サミーのお姉さんのダリア
父と娘 2組
乗馬を楽しむ恵伝