Jan 1, 2011

A happy New year

みなさん明けましておめでとうございます。 先日も書きましたが、イスラエルはこの時期が公式的には新年ではないので、これといった休日もなく日々が過ぎて行くのですが、今年は大晦日が金曜日の安息日に重なったので少し趣がありました。先週インドに行っていたニシムが無事帰って来て久しぶりに一家で彼の実家に行きました。義母さんは他の兄弟たちにもごはんを食べにくる様に声をかけたらみんなやって来て、お祭りの時のようにみんなで夕食をしました。また妹のハガルは子ども達みんなにおもちゃのプレゼントまでくれました。 イスラエルではこの新年を「一般的な新年」と呼び、ユダヤ暦の新年と区別します。それでも若い人を中心にちょっとした外出のチャンスになり、レストランなどの料金は軒並み上がります。あえて言えば日本のクリスマスの様に宗教的意味はないけど、ヨーロッパなど世界の多くの国々が祝うのでちょっとしたお祭り気分になるのでしょう。 ところで日本ではお正月三が日は、たくさん食べて飲んで何もせずのんびり過ごしますが、まさにこの過ごし方がユダヤの安息日なのです。今日の土曜日は、本当にゆっくり過ごしました。恵伝は最近従兄弟の家にすぐに遊びに行ってしまうので、私はクフィールの面倒だけになり、また義母や義姉も彼の相手をしてくれるので昼寝したりして休みました。 最近、再び週3回、朝から4時間ほどヘブライ語のクラスに行く様になったので(新移民の特権で半年間は無料で受けられるのです)一週間があっという間に過ぎて行きます。2人の子どもの世話と勉強に両立は本当に難しく、同じ寮に住んでいる学生のお母さん達はどうやってやっているだろう不思議に思います。一週間の終わりにはくたくたになってこの安息日を心待ちにしています。朝起きて時間に追われながら準備をする事や、食事に頭を悩ます必要がないので安息日は本当に気楽です。それでも子ども達の世話はNon Stopですか、ニシムの実家に行けば大家族なので負担が分担されて今日のように休めるのです。ユダヤ教と言うと堅苦しいイメージがありますが、私はこの安息日が大好きです。 また今年で恵伝は4歳に、去年はクフィールが生まれ実り多い年でしたが、今年はさらに家族4人で充実した年になると良いなと思っています。